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あこぎ屋別館 【日々でっち上げ】
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うどんの旅-1日目-
 2月11日金曜日は建国記念日。そう、つまり土日とあわせて3連休。国民の休日を有意義に過ごすため、かねてより計画していた2泊3日の四国旅行、題してうどんの旅へと旅立つのであった。(※参照:『うみがきこえる?旅』

 11日早朝5時に目覚ましにて目覚める。仕事の日はどれだけ鳴り続けてもスルーする目覚ましなのに、遊びとなればすんなり目覚める人体の不思議。少し早く起きすぎたか・・・と、若干後悔しつつも一路東京駅へと向かう。6時53分発の博多行きのぞみ171号(?)に乗り込み、目指すは味噌カツの国名古屋。小さい頃、名古屋が愛知にあるのではなく、名古屋に愛知があると信じていた・・・日本各地に住まう猫たちの出身地とも言われる、あの名古屋である。ここで旅の仲間であり、今回の運転手であるHと、アホなメールしか送って来ない頭の悪いT先輩と合流するのだ。
 合流まで少し時間があったので、駅でトイレを探す・・・が、嫌がらせの如くトイレが見つからない。名古屋駅恐るべし。やっと見つけたので、ついでにクソでもしようと思いきや、汚物が激しく詰まって溢れた光景を目に、味噌カツが名物ってのは伊達じゃないな・・・と、意味不明な感銘を受けたとか受けなかったとか。

 そして合流。旅の仲間である後輩Kを拾うため、一路奈良県は天理へと車を走らせる。が、時間は9時。腹が減ったので途中吉野家へ寄る。そー言や今日1日限定で牛丼復活なんだってね~~とか言いつつ向かうも、牛丼は11時からだった。店の入り口に座り込んで漫画を読んでいた女が居た。待ってんのか?!ちょっと怖い。吉野家で行列を作る気が知れないな・・・と、しみじみ思いつつ豚丼を食うのであった。

 正午過ぎ、天理到着。天理大学の横を通る。写真をお見せできないのが残念だが・・・物凄く趣味の悪い建物である。一見の価値あり。天理駅でKを拾い、いよいよ明石海峡大橋を目指して出発する。ちなみにこの日の昼飯は、明石付近(?)のうどん屋である。やはりうどんは薄味に限る。墨汁の入ったうどんなど食えたモンじゃない(※豆知識:関東のうどんには墨汁が入っている(大嘘))。

 淡路島を抜け、徳島へ入る。渦潮は見えず。車の前席に乗った運転手HとT先輩のテンションがじょじょに上がってくる。奴らの口癖は

「第一○○美人発見!!」(※○○には地名が入る。)

 そして入った香川は被災地だった。カーナビに従って進むうちに山道へ迷い込む4人。いたるところに崩落現場がある。崩壊した民家、欄干に流木の刺さった橋。惨憺たる光景を目にしつつ、車はどんどん山道へ・・・。きっちりと山越えルートを指示するカーナビ。絶対もっといい道があるに違いない・・・コイツは信用ならない。なんとかその日の宿へと到着した時、すでに時計は19時を回っていた。山中の宿はこれといって普通の宿だが、素泊まりだから文句はない。宿の看板が妙におどろおどろしい文体だったのが気になるが、深くは気にせずにチェックイン。が、すぐにその理由が明らかになる。宿の女将は・・・山姥だった。ヤバイ・・・食われる?!身の危険を感じた4人は、すぐに宿を出て、高松市内へと晩飯を食いに行くのであった。

 香川と言えば讃岐。讃岐と言えばうどん。そう、今回の旅の主旨はうどん。昼もうどんだったが気にしない。うどんを食わずに何を食う?ってわけで、讃岐うどんの店を探す。T先輩の同僚情報で美味いと評判の店だ。車で高松市内へと向かい、探すこと10数分。

 祝祭日定休日だった。

 なんだと?!ここに来て我々にうどんを食わせない気か!?本土人に讃岐うどんを食う資格はないということか?!諦めるわけにはいかない4人。次なる店を探すも・・・定休日。どこか・・・どこかに開いてる店があるハズだ!!と、やみくもに探して入った店は・・・

 ごく普通だった。

 目を見合す4人。言葉にせずとも瞳は如実に語っていた。

 「香川じゃなくても食えるじゃん。」と。

 こうして、うどんの旅1日目は敗北に終わったのであった。
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