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あこぎ屋別館 【日々でっち上げ】
でっち上げ気味に綴る大航海時代online日記、他 (C)2004 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
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アン船長の航海記:幼き日の思い出 迷子編
 ロンドンを丁度出港するとこやった商船に乗せてもらって、しばらく航海。やっとこさ辿り着いた港街は、ロンドンの町並みとはえらい違うとこやった。なんか寒いし。いったいどこまで来てもぉたんやろか。冒険なんかいっつもしとるから、知らんとこ来てもちっとも不安やない。ワクワクする。ほんまやで?不安違うもん。せやけど、街の名前くらいは知りたいな。フランスかもしらんしな!

 ちゅーわけで、ちょっと交易所っぽいところで突っ立っとるハゲでデブなおっさんに聞いてみたんや。

おっちゃんココどこー?

「なぁなぁオッチャン!ここって何ていう街なん?」
「・・・・・・」

 何やこのおっさん・・・人がもの尋ねとんのに答えもせんで、人の顔を怪訝な目ぇして見つめてきよる。あ、アレか?ひょっとして、ウチがあまりにも可愛い顔しとるから緊張しとんのかな?分かるで分かるでおっちゃん!アンタは間違ってへん!!せやけど、人の質問には答えなアカンって学校で教わらんかったんかいな。ええか、もっかいだけ聞いたるから、緊張しやんとちゃんと答えるんやで!

「なぁオッチャン。ここって何ていう街なん?」
「・・・・・・・・・」

 って、無視か?!人の顔えらい凝視しときながら無視か?耳付いとんかこのオッサン(怒)

・・・聞こえとる?

「・・・聞こえとる?」
「・・・・・・プシェプ、ラッシャム」

 ん?何をボソボソ言うとんねん?よぉ聞きとれへん。

「イエステム、ポラク。ア、パニ?アンギエルカ??」
「ハ?ウチをからかっとんか!もぉええわ!アンタには聞かへん!!」

 なんやねんな、このオッサン!ウチをバカにしくさって・・・。お、向こうにオバチャンが居るから、あっちに聞いてみよ!

あのオッサン話にならんねん!

「なぁなぁ、おばちゃん!あんなー、聞きたいことあんねんけどな!」
「・・・??」

 え?何?ウチ、そんな変なこと言うた?言うてへんやんね?せやったら、何でそんな不思議そうな目で見てくんの?田舎町っぽいから、外から来る人が珍しいんやろか・・・。

「あ、あの・・・おばちゃん?」
「・・・スコント、オナ、イエスト?」
「な、何を言うてんの?分からへん・・・え?あれ?えぇ?!」
「グジェ、オイチェツ?マトカ?」

 な、なんなん?!なんでみんなウチに分からん言葉で喋るん?!※ポーランド語

あのオバハンも話にならへん!

「チェシチ!ヤク、シェン、マシュ?^^」
「ウチに分かる言葉で喋ってや!!」
「??ア、ティ?」

 分からん分からん分からん!!!もぉイヤや!!こんな街!!せ、せや、来た船で帰ろ。ロンドンに帰ろ・・・


 ・・・って、アレ?


来た船で戻れば・・・

「船・・・行ってもぉた・・・」

 乗って来た船が見当たらへん。もう出てもぉたんや・・・。どないしよ?!他に船が見当たらへん・・・ウチ、この街から出られへんの?なんで一隻も船がないのん?みんな、なんで変な言葉使うん?なんで?ウチ・・・ウチ・・・

・・・ひっく

「うぇ・・・ひっく・・・」

びええええぇぇぇん;;

「おとーちゃん・・・おとーちゃーーーん!!うえぇぇぇぇん(号泣)」
「・・・クウゥ~~ン」



******************



てなことがあったのさ

「・・・ってなことがあったのさ」
「は、はぁ・・・」

 いやぁ、あん時ゃホントに焦ったね。だって言葉通じないしさ。途方に暮れて泣いてたら、町役人に保護されてね。しばらくしたら、親父が派遣した捜索艦隊に引き渡されて、でもって無事ロンドンに帰れたのさ。思い起こせば、あの頃はずっと親父に反発して家出ばっかしてたね。アタシが軍人で交易してんのも・・・まぁ、言ってみりゃ親父に対する反発さ。アンタに言われた通りの商いなんざしてやんねぇよ、ってなもんさ。てか、ホセ?アンタ、人の話聞いてんのかい?

「いや、その・・・よく分かりやした・・・てか、姐御、ちょいと気になってたんでやすが・・・その服・・・こないだ200万だから買わないって言ってた・・・」
「やb・・・今日はじゃんじゃん飲むよ!さっ!アンタもブツブツ言ってないで飲みな!!」
「ちょ、姐御?聞いてます??てか、今『やべ』とか言いやした?言いかけやしたよね?」
「アタシの酒が飲めねぇってかい?偉くなったね、ホセ!あぁん?」
「の、飲みやす!飲みやすから・・・てか、誤魔化さねぇで下せぇ!!」

 この後、あっさり酔い潰れるアン船長。ホセが背負って帰るはめになったことは・・・言うまでもない。

幼き日の思い出 -完-
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