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あこぎ屋別館 【日々でっち上げ】
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アン船長の航海記:略奪者の退治1
 こないだから始めた戦闘修行はなかなかに順調だ。アタシの号令の元、水夫達も一丸となって果敢に海賊どもに向かっている。戦闘用に船を改造した時に新しく雇った奴らも、幾度もの死線を超えるうちに、連帯感に目覚め、日に日に逞しくなっていく。やっぱ男はこうでなくっちゃね。ホセは相変わらずダメだ。すぐにビビって腰が引けて、使いモンにもなりゃしない。情けない奴さね。

 とは言え、ここんとこ連戦に次ぐ連戦。毎日戦闘に明け暮れてたから、多少精神的に参ってる奴も居る。船も傷んできたんで修理も必要だし、いい機会だから休暇がてらセビリアに戻ることにしたんだ。

 酒場で飲んだくれたり、娼館で騒いだり…と、各々思うままに休暇を楽しんで、数日経った頃のことさ。海事ギルドの奴が血の気の引いた顔して、アタシのところにやって来たんだ。なんでも、どえらい海賊が出没したらしくて、巷が大騒ぎらしい。腕に覚えのある船乗り達に依頼してみたが、皆が皆、怖がって依頼を受けてくれないらしいのさ。で、海軍でもそこそこ名の通ったアタシのところに、そりゃもぅ藁をも掴む思いでやって来たって話なのさね。

「た、頼む…もうアンタしか居ないんだ…受けてくれ;;」
「ん~~~、酒場のツケを払っといてくれんなら、受けてやってもいいよ?」
「いや、報酬も高いんだ。だから、何も言わず受けてくれ!この通り!頼む!!」
「…ったく、どんなだい?依頼書見せてごらんよ」

「あ、あぁ、スマン…コレだ」

 と、海事ギルドの依頼仲介人はアタシに一枚の紙を差し出した。それは、目も飛び出すような依頼だったんだ…

☆9.5だと?!

「な、なんだいこりゃ?!報酬1億!!!?☆9個・・・半?!半ってなにさ?!」
「な?報酬1億だ!受けてくれるだろ?な?」

 さすがのアタシも☆9個半もあるクエストを前にすると、少しばかり腰が引けるってもんだ。だけど、1億・・・1億あったら何が買え・・・あ、いや、違う!べ、別にアタシは金が欲しくて海に出たわけじゃない。ロマンさ!人々を困らせる恐ろしい海賊どもを打ち倒し、金銀財宝を奪い、凱旋したあかつきには国から莫大な報酬・・・じゃなくて!いや、うん。ここんとこの戦闘修行の成果を見るにも丁度いい機会さ。それにギルドがどうしてもアタシに・・・って言うんだから、受けてやるのが人の道。ここで断っちゃ女が廃るってもんさね!!

「よしきた!アタシに任せときな!!どんな悪党だろうが海の藻屑にしてやるよ!」
「おぉ!ありがたい!さすがは我がイスパニア海軍の誇るアン船長だ!」



「・・・だが」



女嫌いなの?

「奴は女嫌いらしい。気をつけろよ・・・」

 仲介人が最後に呟いたセリフが少し気になったが、とにもかくにも依頼を受けちまったからには、それを果たすまでさ。

 そんなわけで、さっそく、被害を受けた男が居るカサブランカへと船を走らせた。3日ほどの航海を経て、何事もなくカサブランカへと到着したアタシは、さっそく被害者から話を聞き出すことに成功したんだ。

オカマが!オカマが;;

「うあぁぁぁぁぁ!来るな!!来るな!!やめて!やめて・・・ママン!ママン助けて!いやだやだやだやだ男はいやだああぁぁ痛いよ臭いよヒゲがじょりじょりするよおぉぉぉおおおぉぉおぅおおぅおぅ・・・」

 被害者の男は心に深い傷を受けており、未だ、その時の出来事がフラッシュバックするらしい。狂ったように泣き叫び、パタリと倒れたかと思うと、親指をしゃぶって「ママ・・・ママ・・・」と、虚ろな目でブツブツと言うだけになっちまった。成人した大人の男をここまで破壊してしまうほどの敵・・・なんて恐ろしい奴なんだ。

ルアンダへ!

「この世は男と女だけ!オカマってのは、男が腐った奴さ!許しちゃなんない!我らイスパニア海軍の威信を賭けて!クソったれのオカマ野郎を海の藻屑にするよ!!錨を上げろ!帆を開け!目指す先はルアンダ沖!全速前進ッ!!」
「あいあいさーーーーっっっ!!!!」

 ともすると折れそうになる自分自身の心を鼓舞する意味も込めて、船は全速でルアンダ沖へと向かう。そう、敵はあの、悪名高いオカマ野郎だったんだ・・・。今、こうしている間にも、小悪魔が造ったと言われるオカマの旗艦・スワン号は、罪無きチェリーボーイ達を襲って、その歯牙にかけているに違いない。犠牲者を1人でも減らすためにも、アタシ達は寝る間も惜しんで、ラッキージャックも顔負けな決死の追跡を開始したのさ。



 ・・・そして



敵船補足!

「そこの不審船!止まりな!止まらないとその汚いケツの穴にデミ・キャノン砲をぶち込むよッ!!」
「何?何よアンタ!女はお呼びじゃないの!アチシの恋の針路を邪魔するってのなら・・・あら、可愛い子いるじゃない♪」

え?「・・・え?!!!!!!??!」
「あ、姐御?!あっしを見てやす!た、助けt・・・ヒイィィィ!!!!!111!!!1!」

「落ち着きなホセ!!」

 ついにルアンダ沖で敵船を補足した通天閣号。果たして、見事に敵を打ち倒すことが出来るのであろうか・・・

-つづく-
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