あこぎ屋別館 【日々でっち上げ】
でっち上げ気味に綴る大航海時代online日記、他 (C)2004 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
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海洋生物発見報告
ホセでやす

 変でさ!大変でさ!!何が大変かって、とんでもねぇを聞かされちまったんでさ。あの2人、顔突き合わせりゃ喧嘩ばっかしてやすが、案外仲良しなんじゃねぇのか?なんて思ってやしたが、これっぽっちもそんなこたなかったんでさ!

 あ、いや、さっきまで酒場で姐御を待ってたんでやすよ。それってのも、つまり、酒代が足りなかったもんで、姐御が金を都合しに行くって言って出てったきり半日ほど経っても戻って来ねぇんで何かあったのかと心配しつつも酒場のマスターの視線が妙に痛いんで自主的に労働を・・・ってまぁ、そんなとこに華子さんがやってきたってぇわけでさ。実はあっし、あの人苦手なんでやすよ。ほら?いっつも怒ったような顔してるし何気に言動キツイし。あっちの船の乗組員にゃ同情しやすね!善良な航海者ぶってるけど、どう見たってありゃ海賊でやしょ?姐御もその昔カリブで海賊してたって話なんで、きっとそん時に何かしらの因縁があったんでしょうぜ。宝の取り分でモメたとか。うわっ、ありそう・・・

 って、そんなこと言ってる場合じゃなくって!姐御を探してんだった!金都合しに行くって、いったいどこまで行ってんでさあの人はもぉ・・・



 あ、いた!!



「姐御!姐御!!聞いて下せぇ!大変なんでさ!!」

ココナツミルク味ではない

「うるさいよホセ!魚が逃げちまうだろっ!!」

 金の都合って釣りかよ!何年かかんだよ!ってか端からする気ねぇんでしょ!!!分かってまさ・・・分かってんでさぁな、そんなことは・・・酒場でも言われやしたけどね。言われなくたって薄々感じてましたさぁ。でも、でも、信じていたいじゃないですかぁ;;

 って、落ち込んでる場合じゃなくて!

「それどころじゃねぇんですよ!さっき酒場で華子さんが・・・」
「っと、引きがキタ!!邪魔だよホセ!黙ってな!!!」
「いや、だからあの、それどころじゃ・・・」

無線受信!

「なんだ、大物かと思ったらアジかい・・・」
「あ、あの・・・姐御?落胆してるとこ悪いんでやすが、あっしの話をですね・・・」


ビービービー


「あっしの話をですね・・・」



ビビービビービビー



「聞いて欲しいんでやすが・・・その・・・」




ビビビービビビービビビー!!




「・・・・・・あの、何か鳴ってますぜ?」




「あ、無線だね」
「むs?!?!!」







「こちらスネーク!」
「スネ・・・?!なに?!」

通天閣号新クルー・パラメディック

「アジを捕獲(キャプチャー)したのね」


「アジはスズキ目アジ科の海魚よ。全長は25~100センチ。温帯から熱帯の沿岸域に広く生息しているわ。体は紡錘形や、卵円形で側扁するものもいるようね。体側の側線上にアジ科特有の・・・」
「で、どうなんだ?」
「・・・味ね。美味しいらしいわ」
「そうか!」


誰っ?!

って、誰ーーーーッ?!
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アン船長の航海記-もくじ-
Captain Anne's logbook
The first story ~ The 100th story
第1話:さらばヴァナ・ディール
第2話:アン船長、北アフリカの地を探索す
第3話:アン船長、新しい船を買う
第4話:アン船長、怪しげな神父と出会う
第5話:アン船長、北上する
第6話:アン船長、ブリテン島を一周す
第7話:アン船長、セウタからチュニスを目指す
第8話:アン船長、チュニスに到着する
第9話:アン船長、爵位を戴く
第10話:アン船長、ソーセージ職人と化す
第11話:アン船長、酒場で管を巻く
第12話:アン船長、現在のステータス
第13話:アン船長、侯爵夫人と謁見する
第14話:アン船長、急遽ロンドンへ向かう
第15話:アン船長、異国の地に立つ
第16話:アン船長、アフリカの地で原住民と遭遇する
第17話:アン船長、准士官になる
第18話:アン船長、ロンドンの衛兵にコケにされてムキになる
第19話:アン船長、今後の傾向と対策
第20話:アン船長、またもやホセを泣かす
第21話:アン船長、水の都を発見する
第22話:アン船長、美術品取引を覚える
第23話:アン船長、ヴェネツィアの小娘に完敗する
第24話:大航海時代onlineの今後
第25話:アン船長、アテネにたどり着く
第26話:アン船長、造船ランクが4になる
第27話:アン船長、コンスタンティノープルに潜入す
第28話:アン船長、ベイルートで噂のアレをする
第29話:アン船長、現在のステータスと今後のスキル計画
第30話:ハン船長、マルセイユで謎の女に出会う
第31話:アン船長、2階級特進する
第32話:アン船長、ダウ漬けな日々
第33話:ベイルートの決闘
第34話:さらばベイルート!
第35話:運命のアレクサンドリア(前編)
第36話:運命のアレクサンドリア(後編)
第37話:念願の工芸スキル獲得
第38話:何故か再びカイロへ
第39話:進水!通天閣7号
第40話:オカマと美女のセッション
第41話:西アフリカへの道1
第42話:西アフリカへの道2
第43話:西アフリカへの道3
第44話:ロンドンで造船屋さんに出会う
第45話:西アフリカへの道4
第46話:西アフリカへの道5
第47話:西アフリカへの道6
第48話:西アフリカへの道7
第49話:5月10日現在のステータス
第50話:老人と遺産とカリブ海
第51話:嗜好品取引スキル獲得大作戦
第52話:目指せ夢の楽園カリブ その1
第53話:目指せ夢の楽園カリブ その2
第54話:目指せ夢の楽園カリブ その3
第55話:幼き日の思い出 導入編
第56話:幼き日の思い出 脱出編
第57話:幼き日の思い出 家出編
第58話:幼き日の思い出 迷子編
第59話:作戦遂行のために
第60話:略奪者の退治1
第61話:略奪者の退治2
第62話:アン船長の生きもの大航海紀行
第63話:続・アン船長の生き物密猟紀行
第64話:リスボンのイワシ祭り
第65話:考古学への誘い1
第66話:考古学への誘い2
第67話:武具の次は美術
第68話:冒険家軍人の誕生
第69話:結婚式衣装決定戦
第70話:美術の次は?
第71話:~道化 DE NIGHT(仮)~開催予定?!
第72話:インドへの道~旅立ち編~
第73話:インドへの道~追走編~
第74話:インドへの道~宝石編~
第75話:インドへの道~再会編~
第76話:インドへの道~回想編1~
第77話:インドへの道~回想編2~
第78話:インドへの道~回想編3~
第79話:インドへの道~火器編~
第80話:インドへの道~機雷編~
第81話:インドへの道~捕縛編~
第82話:インドへの道~凱旋編~
第83話:准六等勲爵士になった日
第84話:マッチョ女に出会った日
第85話:6月29日現在のステータス
第86話:セビリア新クエスト:魔神の棲む館
第87話:テロリスト抹殺指令
第88話:冒険家に弟子入りした日
第89話:師匠が用済みになった日
第90話:アスワン旅団のその後
第91話:来るべき作戦に向けて・・・
第92話:潜入!噂のベイルート
第93話:水晶造りはお腹いっぱい
第94話:密着!商館秘書の戦い
第95話:東地中海脱出
第96話:私立あこぎ屋学園
第97話:(株)あこぎ屋造船
第98話:悲しみのアレクサンドリア
第99話:7月30日現在のステータス
第100話:ホセの大勝負-前編-
The 101st story ~
2006/01/09(月) 20:34:17| アン船長の航海記| トラックバック(-) コメント(-) | 編集
10年目の決着
 それは、新年を祝う人々で賑わうセビリアの街中を、ぶら~っとあてもなく歩いていた時のことだった。※注:実際には去年の11月以前の出来事?です。

 人ごみの中から貴族みたいな格好をした2人組みの男女が現れ、アタシの方にテクテクと向かってきたのだ。貴族にしちゃ目つきが凶悪なのが気になったけど、あいにくと貴族様に知り合いなんざ居ない。このアタシにガン垂れて来やがったんで、ちっくらムカついたけど、狂犬みたいな人間とは関わり合いにならない方がいいに決まってる。何食わぬ顔して素通りしようと思った、その時のことさ・・・

 その吊り上った目付きにピンときたのさ。世界広しと言えども、ここまで目付きの悪い女はそうそう居やしない。浅黒い肌と顔の傷。これ見よがしにイケメンを付き従えた頭の悪そうなその容貌は・・・そう、それは間違いなく腐れ縁の性悪女、華子とその下僕君だった。似合いもしない上等な服を着てたんで、一瞬気付かなかったけど間違いない。下僕君は一歩後ろに下がって華子に傅いている。

「なに2人して貴族みたいな格好してんだい?身分不相応な服着てるもんで、一瞬誰だか分かんなかったよ。七五三かい?」
「・・・最初っから気付いてたくせにわざとらしいですわ。久々に出会って開口一番憎まれ口とは貴女らしいですけど、こと服装に関して言わせてもらえれば、ワタクシ・・・」

・・・相変わらず目付き悪い女だね

「誰かさんと違って気品がありますから^^」
「アンタに言われたかないね」
「舌先三寸で男から奪い取った服を恥ずかしげもなく着ている貴女に、気品なんて縁のないものでしょう?」
「新年早々、相変わらず嫌味ったらしい女だねぇ・・・」
「それこそ貴女に言われたくないですわ」

 ふぅ・・・。溜息も出ないとはこのことだ。新年早々見たくもない顔を見て、胸がムカついてくる。ムカムカだ。カレーライスのカレーがカレーじゃなくて実は白玉入りのぜんざいだった。くらいに胸がムカつく。クソったれだ。連れの下僕君も一日中こんなのの相手をしなきゃなんないだなんて心底同情するね。そう思ったアタシは・・・

「こんな女の従者も大変だね。同情するよ・・・」

 と、声を掛けてみることにしたのだが・・・

戌年だもんね

「ワン!」

「・・・調教済みなんだね」
「えぇ、戌年ですもの^^」
「そっか、戌年だもんね・・・」
「ワンワン!バウゥゥ!!」

 こうなるといっそ哀れだ。

今日は3人で・・・

 と、この日、華子と出会ったのは実は偶然などではなかったりするのだ。

「去年は、果たし状を出しておきながら、よくもまぁ決闘をすっぽかしてくれましたわね!」
「あっらぁ、ごめんなさぁ~い。その日はちょっと野暮用ができちゃって・・・ホントにゴメンね^^」
「キイィィ!わざとらしい!!ワタクシがどんな思いをしながら、あの危険海域で辺りの海賊に怯えながら待ち続けたと思ってらっしゃるの!!!」
「アハハw待ってたんだww」

「許しません!許しませんわ!!絶対に!今日こそ決着を付けて差し上げます!泣いたって許してあげませんことよ!!!!」
「まぁまぁ、そんなに吠えんじゃないよ・・・相手してやっからさ(ニコリ」

 そう、つまりそんなわけで・・・下僕君を審判としてついに雌雄を決する瞬間が訪れたわけだ。パブリックスクールの寄宿舎で同室となったその日から、かれこれ10年以上続く因縁に決着を付けようじゃぁないか。



 そうして、チュニス沖で行われた、その歴史的大勝負は・・・



楽勝だね

 一瞬で片がついた。

「ククク」

 勢い余って審判まで沈めてしまったがソレはソレ。10年来の宿敵であったが、蓋を開けてみれば何のことはない。楽勝も楽勝である。いや、アイツが弱いのではない。アタシが強すぎたのだ。情け無用の勝負事とはいえ、かつては同じ学び舎で共に勉学に励んだ仲。少しぐらい手加減してやるんだったかなぁ・・・と思いはしたが、逆に手加減などしたら相手に失礼と言うものか?どっちにしても、完膚無きまでに叩き潰してしまったけど・・・ちょっとやり過ぎちゃったかもしんない。

撃墜!

「うはあ」
「コレに懲りたら二度と生意気な口をきかないことだね!」

 最初こそいきがっていた華子だが、実力の差をまざまざと見せ付けられて一気に萎縮してしまったようだ。

「ごめんなさいごめんなさい・・・ワタクシが身の程知らずでした;;」
「アハハ、分かりゃいいんだよ。分かりゃね^^」
「昔、色々と意地悪い事してゴメンナサイ!許して貰えるとは思ってないけれど、ワタクシ、貴女が、貴女が羨ましかったの・・・勉強もスポーツも学園トップで男の子にもモテて、いつもクラスメートの羨望の的だった貴女が、いつも、いつも羨ましかった;;」
「ふふふ・・・ま、昔のことだから気にしちゃいないけどさ。許して欲しいってんならさ・・・」

泣いて媚びな!

「物乞いらしく泣いて土下座してお願いしなさい(゚Д゚)y-~~」
「うぅ、うううぅ・・・許して下さいお願いしますぅぅぅぅ;;」
「アハハ!アハハハハ!!ヤだね!」
「そんな・・・そんな、後生ですから!!;;;」

「じゃぁ、3回回ってワンって吠えな。そしたら許したげる^^」
「・・・・・・・・・ワンッ!!」
「アハハ!アハハハ!ホントにやってら!!!」
「・・・ワン!ワンッワンッ!!」
「ほ~ら、骨取ってきな!(ぽ~い)」
「ワンワン!ワンワンワン!!(ダダダダ)」


「アハハハ!!あははははははははh・・・」


初夢かよ!!

「ってな初夢を見たよ」
初夢かよ!!!って、またコレかよ!!

 正夢になる日は・・・近い。かもしれない。
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