あこぎ屋別館 【日々でっち上げ】
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姐御と鴨と葱と-後編-
-前回までのあらすじ-

 最近ちっとも地中海に出没しないアン船長。あまりに出没しないもんだから、めっきり寂しくなってしまった友人のヌワラは、「貴女の欲しがってたもの何だって買ってあげるから会いに来て!」と、熱烈なラブコールを送る。忙しくてそれどころではなかったアン船長だが、友人の意向を可能な限り叶えてあげたい・・・と、聖母のごとき自愛・・・もとい慈愛の心を発揮し、セビリアの酒場にて久々の邂逅を果たす。そして、思う存分金目の物を受け取ってホクホク顔のアン船長と、再会が嬉しくて嬉しくて仕方のないヌワラ船長。2人してさらなる友情を深め合ったところで、気がつけば周囲を汗臭い連中に囲まれていた。怪訝な表情をする2人の前で、その連中は突然腹筋をし始めたのだった。

「なによそのあらすじ!喧嘩売ってんのアンタ!!!」

 と、そんな事実があったかどうかは知らないが

汗臭いわね・・・

 アンとヌワラが旧交を温めていたその時、颯爽と現れたのは・・・かの腹筋王ジントックその人だった。所構わず腹筋しまくっているせいか、海の男であるにも関わらず、潮の香りより汗の香りのが鼻につく男だ。突然の訪問者に呆気にとられるアンに構わず、男は突如として・・・


「うぉっす!はじめまして!!まずは挨拶代わりの腹筋を見てくれ!!」


ジントックはアン・コギーに激励の腹筋をした
ジントックはアン・コギーに激励の腹筋をした
ジントックはアン・コギーに激励の腹筋をした
ジントックはアン・コギーに激励の腹筋をした
ジントックはアン・コギーに激励の腹筋をした
ジントックはアン・コギーに激励の腹筋をした


 腹筋を始めたのである。


スルーかよ!!

「あら、はじめまして^^」
「ス、スルー?!今ものすごく何事もなかったかのようにスルーされた?!」
「いや、だって・・・何で激励されてんのかよく分かんなかったし・・・」

「ま、まぁ細けぇことは気にしねぇでくれ・・・」
「それはそーと、えぇと、腹筋の・・・何だっけ?アンタの名前知ってるよ」
「お?そうかい?そいつぁ光栄だな」
「ん~と・・・何だっけかな・・・えっと、そう!ジントニックな!」


違っ!! 「姐御、姐御!それ酒の名前ですぜ!!」


「ハハハ、よく間違われちまうんだが、オレの名はジントックだ。ヴィッキー・ジントック。ヨロシクな」
「あ、あぁ、そっか・・・ゴメンよジントニックさん」
※今の今までほんとにジントニックだと思ってました。でも私だけではないハズです。不可抗力です。

「いや、直ってない!直ってねぇですぜ!!」
「うるっさいねホセ!ジントニックだってジンバックだってどっちだっていいだろ!似たようなモンなんだからさ」
「どっちも違う!!逆切れしてねぇで・・・頼んますよ姐御、初対面なんだから失礼でやすぜ;」

「おう、気にしねぇでくれ。海の男はそんなみみっちぃ間違いは気にしねぇもんだ!ま、好きなように呼んでくんな」
「うむ、ではジントとやら・・・私のことは、アンと呼ぶがよい!」


またそんな良く知りもしないネタを・・・「いきなり略した!!!ってか、何その口調の変化っ?!」


 ホセがうるさい。


「んで、その腹筋のジントックとやらがアタシに何の用だい?」
「いや、それがだな・・・」

 と、それまでジントックの傍らに佇んでいた男が、スーツケースを片手にアンの前に跪いた。男の名はセバスチャンエステバン。生まれ付いての執事ホストの血の成せる技か、跪く姿がなんとも様になる男である。

靴・・・舐めてもいいのよ?

「イスパニアの女神と名高き貴女に是非お逢いしたく・・・地の果てより参上いたしました。噂に違わぬ美しさに、まさに感服の思いです^^」
「ふ~ん・・・それで?」

「貴女にお逢いできた際に、是非プレゼントを渡したいと前々から考えていたのですよ^^」
「貴方・・・いい方ね♪ひと目見た時から、なんて素敵な紳士なのかしら…と思っておりましたの^^」


・・・ 「180°態度変わった?!」
また始まったわ! 「気をつけて!その女はゲバ銭よ!!」


 外野がうるさい。


チッ、50マソか…

「つまらないものですが・・・お近づきの印としてお納め下さい^^」
「まぁ!そんな・・・つまらないものだなんてとんでもございませんわ!貴方のその心遣いだけで百万の価値があります^^」
一部ブログで「つまらないものですが…って差し出されたものをつまらないならいらないと拒絶。」などと、心無い事を書かれておりましたが、何よりも礼節を重んじるアン船長がそんなセリフを吐くことなどあり得るだろうか?賢明な読者であればお分かりのことと思う。

「でも・・・こんな大金、いただくわけには・・・」
「大丈夫ですよレディー、経費で落ちます

経費かよ!「経費っ?!」
・・・ 「女オトすのに経費使うって初めて聞いたわ・・・」
※落ちませんでした。

「そう・・・なら遠慮せずいただきますわ♪どうもありがとう^^」
「ふふふ、喜んでいただけて光栄です。経費で落ちなくてもジントックの旦那のポケットマネーで払えば済むだけです」
「って、オイっ!オレが払うのかよっ!!!」
※払ったそうです。

 そうして、アンに大金を渡して・・・腹筋団は騒々しく立ち去って行った。結局経費では落ちず、ポケットマネーで払う目になった腹筋王にはご愁傷様である。詳しくはココとかココで!

うっさい男だねぇ…

「ちったぁ受け取んの躊躇して下せぇ・・・姐御ぉ・・・、普通、初対面で現金受け取る人なんか居ねぇですぜ・・・」
「くれるっつってんのに貰わない理由がないだろ?それに、ほら?デッキブラシを50万で売ってやっただけだし
「な、なんですとーーーッ?!」
「最低女ね・・・」

 



 そして・・・





 満を持して、現れる真打ち(ラスボス)

どうやってせしめてくれよう…

「私には病気の弟が・・・」
「金なら持ってるよ」

 戦いの火蓋は、今、切って落とされようとしていた・・・


-つづかない-
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姐御と鴨と葱と-前編-
ホセでやす
 こんにちは、ホセでやす。今日はセビリアの酒場に来ていやす。ってまぁ、ここ3ヶ月近く酒場に入り浸ってんですがね・・・。いつもはこのまま目的もなくただただグダグダ酒飲んで酔って潰れて寝るだけなんでやすが、この日はちっとばかり違いやした。姐御の様子ってか意気込みってか・・・まぁ、理由を聞くのもアホくさいんでやすが、聞かなきゃ聞かないで機嫌悪くなるんで・・・聞いてみやした。

「姐御、今日はいったいどうしなすったんで?いつもと様子が違うようでやすが・・・」
「そうなんだよ!聞いとくれよ!ってか聞いたかい?この話!!」
「へ?あ、あぁ、その話ですかい!いい話じゃねぇですか。可愛い少女の笑顔を見たいがためにプレゼントを贈る・・・今のご時世じゃ考えられねぇあったけぇ話ですぜ。あのお嬢ちゃんも普段は随分と大人びた風を装ってやすが、やっぱり何だかんだ言ってまだまだ子供なんでやすねぇ、あんなに喜んで・・・。あっし、ヌワラさんのことただのオカマだとばっかり思ってやしたが、ちょっと見直しやしたぜ。いやぁなかなかできるもんじゃ・・・」
「なんでアイツだけタダで物貰って、アタシには何もないのさ!!」





何言ってんだこの人?!・・・・・・ハイ?





「不公平だろそーいうのさ!アタシも何か欲しい!!」
「・・・・・・・・・(が、ガキ以下だこの人)」


 大の大人が何言ってんだ?てな、そんなくだらない理由で酒場に乗り込んだ姐御でやすが・・・

あら?プレゼント?キャーありがとーー♪

 今は物凄くご機嫌でやす・・・。

(わぁ~、プレゼント?嬉しい~~♪アタシ前からコレ欲しかったんだよね~♪ありがとーヌワラさん^^)
「この冠は有難く頂戴しておくわ・・・ってかコレ高く売れんだろーね?」
「・・・本音と建前が逆になってるわよアンタ、と言うかちょっとは本音を隠そうとする努力しなさいよ」


 おねだりしてプレゼントをいただけたようで何よりでやす・・・。


 ってか・・・どう見ても、「おねだり」ではなく「強請り」に近いもんでやしたが・・・。


「いいからアタシにも髪飾りおくれよ」
「なんでアンタに髪飾りやんなきゃいけないのよ!」
「女ってな嫉妬深い生き物だからさ・・・、片方の女友達にプレゼントしたのならもう片方にもプレゼントしなきゃダメだよ」
「どーいう理屈よっ!!」
「だって・・・エルメスさんったら、ヌワラさんに髪飾り貰ったの♪って毎日毎日自慢ばかりしてきて・・・羨ましかったの;;」
「ウソ臭い涙で同情誘うのやめたら?」

「あーもーうだうだ文句ばっかでイライラする奴だねぇ、それでも男かい!」
「男じゃないわよっ!!」
「どっちだっていいから、おくれよー。代わりにアタシもいいモンあげるからさー」
「仕方ないわねぇ・・・」

等価交換しましょ^^

「小麦?!いいものって小麦?!アンタ、脳みそ膿んでんじゃない?!」
「セビリア産の最高級品さ!いやぁ、それ手に入れんのほんっと苦労したんだよ・・・」
「嘘吐くんじゃないわよっ!ちょっと返しなさいよっ!!!」
「いいじゃん、アンタにゃ月桂冠より小麦でも頭に差してるほうがお似合いだよ」
「キーーー(゚Д゚)!!」



「OK!了解!仕切りなおしだ!もっかい別のもん交換っこしよーか」
「次はマトモなもの渡しなさいよ!!変なもの渡したら絶交だからね!!」



3ヶ月寝かせてみました

「キーーーー!!嘘吐いた!また嘘吐いた!!!!」
「焼きたてパンはプライスレス・・・ってね♪冷めないうちに食べなよ」
「カビ!カビ生えてるじゃないのっ!どこが焼きたてよっ!カビたてほかほかだわよっ!!」
「アハハ!喜んでもらえてアタシも嬉しいよ^^」
「喜んでないわよっ!もう絶交!絶交だわ!!」


 ヌワラさんいい人なんでやすが、やっぱ友人は選んだ方がいいと思いやすぜ。


「ちょっとした冗談じゃんか・・・ゴメンよ」
「じゃぁ返しなさいよ!」
「・・・ん?なんかちょっと汗臭くない?」
「誤魔化さないd・・・って、そうね、なんだかちょっと汗臭いわ」

 と、そんなやりとりに気をとられているうち、ふと気がつけば・・・見知らぬ集団に取り囲まれてたんでさぁな。

-つづく-
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