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あこぎ屋別館 【日々でっち上げ】
でっち上げ気味に綴る大航海時代online日記、他 (C)2004 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
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うどんの旅-2日目(前編)-
 完成したので保存ボタン押したら、サーバが見つかりません。⇒ページの有効期限切れです。のコンボを食らったあこぎ屋です。こんにちは。ってわけで、2日目の朝は8時半にチェックアウト。昨夜の敗戦から立ち直るべく、コンビニで立ち読んだ「讃岐うどん名店100選」が選ぶナンバー1の店、山越うどんに向かうのである。

 車で30分ほど走る田舎道。周りには何もない。ど田舎の称号が相応しいと思われる景色の中、目に入る山越うどんの看板。妙に車が多くなる。って、みなさん目的一緒ですか?!駐車場がやたら広いうえ、しかもほとんど満車である。こんなんで店に入れるのか?!そんな一抹の不安を胸に、店へと向かう。・・・そこで、特派員が見たものは!!

 数10メートルはあろうかという長蛇の列

 なんだと?!この朝っぱらから(9時過ぎ)、たかだがうどん1杯食うために行列を作るのかお前ら!それでいいのか!!どうせみんな「讃岐うどん名店100選」を見たんだろう!しかし、それでいいのか?安易に情報誌の情報に流され、みながみなその情報に従う。そこに個人の意思などない。この高度に発展した情報化社会に警鐘を鳴らすため、敢えて!敢えて、行列の最後尾へと並ぶ。並んでまで飯を食いたいとは思わないのだが、うどんの旅だから仕方がない。先日の吉野家牛丼限定復活劇とは話が違うのだ。そこまで言うなら食ってやる!
 と、朝方の寒空の下、並ぶこと10数分。店内に入る。カウンターの奥ではおばさん達がうどんを茹で、出汁の芳ばしい匂いが漂っている。替え玉するためには、もう一度あの行列に並ばねばならない・・・ので、最初から2玉にする。注文はもう決めた。

「かまたまやまふたまっ・・・ふたたま下さい」

 舌を噛んだ。直訳すると、「釜揚げ月見山かけうどん下さい」だ。これ1杯でなんと300円。安い。イカげその天ぷらと油揚げを1枚追加して、お値段なんと500円。や、安い!安過ぎる!!ジャパネットたかたもビックリのお値段だが、採算取れてるんだろうか・・・。
 店内は狭く、壁に取って付けたようなテーブルと椅子。店内から外に出ると庭っぽい空間が広がっており、そこにも備え付けの椅子があるのだ。なるほど、この行列が捌けるわけだ。さっそく席につき、テーブルに置いてあった出汁をかけ、ズルズルッと思い切ってうどんをすする。風が・・・語りかけます・・・

 美味い・・・美味すぎる!!

 うどんはスープの美味さに重点を置く私であったが、コレは確かに美味い。テレビのグルメ番組で「まいうーまいうー」しかコメントできない芸能人よろしく、「美味い」以外の形容詞が思い浮かばないのは勘弁していただきたい。私の語彙は貧弱なのです。それでも、敢えて表現しようとするならば・・・


ズルズルッ(うどんをすする音)

「こ、これわぁっっ?!(驚)」

ピッカァァァーーーーッ(突如光り出すうどん)

「な、なんてコシのある麺なんだ?!う、美味い!これが本場のうどんなのかーーーーっっ!!!?」

ザ、ザザァァァーーーーーーン(背景に日本海の荒波が打ち寄せる)


 って感じ。

 醤油をかけただけで美味いなんて有り得ないね!と、思っていたが・・・この麺ならそれもアリだ。アリアリだ。いやはや恐るべし讃岐うどん。恐るべきナンバー1。この後、数軒ほど回ると、より深く讃岐の真髄に触れられたのだろうが、あいにく今回はそれほどの時間的余裕が無い。山越うどんに満悦した我らは、一路、次なる目的地・金毘羅さんへと向かうのであった。

 そこに待ち構えていたのは・・・800段近くはあろうかという石段だった。しかし、そんなことで臆する我々ではない。意を決して登り出す。1段、また1段と石段を登るにつれ、高くなってゆく海抜高度。次第に薄れる空気。い、息が苦しい・・・動悸が激しくなる。くっ・・・こ、高山病か?!脚が軋み、腰が悲鳴を上げる。しかし、引き返すわけにはいかない。不退転の決意と共に、ザイルを片手に石段を進む。すぐ横を元気に笑いながらお子様が駆け上がってゆく。あはは・・・子供は元気だなぁ(遠い目)

 本宮に着く頃には、T先輩などほとんど魂の抜け殻となっていた。日頃から運動はしておくべきだと思う瞬間。念のため記述しておくと、私は日頃からちょくちょく歩いているので、抜け殻とまではいかなかった。いい運動になったな・・・と、思いふと気付く。本宮の右手に延びる山道に。石段は、まだ続いていた。

「貴方は何故石段を登るのですか?」

 登頂後、フジテレビのアナウンサーにインタビューされた時、私はこう答えた。

「そこに石段があるからだ」と。

 そんなこんなで「片道20分あります」の看板や、「もう引き返した方がいいんじゃない?」とのT先輩の戯言を無視して進む。台風23号の影響で、いたるところが崩落していて怖かったりするが気にしない。「崩落にお気をつけ下さい」と看板があるが、気をつけてどうにかなるもんだろうか・・・。途中、菅原神社など、崩落に巻き込まれたのか、跡形も無く消滅していた。おそらく今年の受験生は落第続出だろう。可哀想だが、受験って戦争なのよね。まぁ、相手が天災では泣き寝入りするしかあるまい。

 そして、1700段近い石段を制覇した我々の前に、厳魂神社がその荘厳な姿をもって出迎えてくれたのだ。ぶっちゃけショボいが。眼下に見渡す讃岐の町並み。そして富士山型だからという理由だけで○○富士と名付けられる山々のひとつ、讃岐富士。神社の左手にある岩壁には天狗の顔が彫られている。石段を登りきった達成感に包まれ、我々4人は・・・これ以上ないくらい椅子にへたり込んでいたのだった。
 しばしの休憩の後、下山する。途中、甘酒を飲んで一服し、土産物屋の立ち並ぶ通りの酒屋で、180mlで1000円もする酒を同僚の土産として購入する。T先輩と割り勘でもう1本購入し、寝る前に飲む予定だったが、サックリと寝落ちしてくれたおかげで飲めず、しかも酒は買い取られてしまい、飲めなくなったのはここだけの話。昼食に讃岐うどんを食い、4食連続うどん記録を達成し、讃岐に別れを告げる。

 そして、土佐へと入る。

-つづく-
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