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あこぎ屋別館 【日々でっち上げ】
でっち上げ気味に綴る大航海時代online日記、他 (C)2004 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
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うどんの旅-2日目(後編)-
 御畳瀬見せましょ浦戸をあけて、月の名所は桂浜、よさこいよさこい~ってわけで、讃岐に別れを告げて向かった先は桂浜。桂浜は、かつて日本が鎖国していた時代、開国を迫る黒船艦隊に対し、坂本竜馬率いる海援隊が果敢に海戦を挑んだ場所として有名です。そんな桂浜に到着後、まず行ったのは有名な竜馬像。写真等でよく見る通り、右手を懐に入れています。何故、右手を懐に入れているのか?これには諸説がありますが、最も有力な説は、「坂本竜馬は大のナポレオンファンだった」ってことだそうです。信じちゃダメですよ?

 しばし散策の後に職場に買って帰る土産の物色のため、土産屋へと向かいます。そこで我々4人が見たものは・・・

 闘犬ショー 大人2000円 『金政號 VS 動源號』

 ってわけで、土佐犬の闘犬ショーの始まりです。やっぱり闘犬だけあって、きっと凄い技を見せてくれるに違いありません。天狼抜刀牙!とか狼牙風風拳!とか叫びながらクルクル回ったりするに違いない!間違いない!!期待に胸を膨らませ、4人は土産物屋の2階にある闘犬会場へ。そこにあるのは、柵で囲まれた狭っくるしい土俵。しばらく待つと「横綱入場です!」のアナウンスと共に横綱が登場します。で、でけぇ・・・と、その巨躯にビビっていたら「横綱退場です!」と、退場。代わりに入って来たのは、一回り小さい土佐犬が2匹。

 ゴングと共に試合開始です。闘犬は、前半2分/後半2分の試合時間の中で、逃げたり泣き声を上げたりしたら負けなのだそうです(前半戦では鳴いてもいい)。試合は激しい噛みつき合いの取っ組み合いです。血が飛び散ってます。心臓の弱い人は観ない方がいいかも?なくらいに血が飛んできます。そして、試合は終始劣勢だった動源號の逆転勝利!どっちが鳴いたかなんか素人にゃ分からないんで、「ハァ?」って感じです。試合終わっても噛み付いたまんま離れないんで、火のついた新聞紙で顔面を叩かれて熱そーなのです。

「闘えっちゅうから闘ったのに、今度はやめろって火を押し付けられて、ホントたまったもんじゃないですよ・・・試合終わっても減量減量でろくに飯も食わせてもらえねーし、フザケンナ!って感じですね。いつか飼い主噛み殺して、瀬戸内海泳いで渡って、動物王国に亡命しますよ。」(勝利後インタビューでの動源號のボヤキ)

 さて、闘犬を堪能した後は、職場への土産物色です。フロア全員へ買う菓子はテキトーに。真の目的は、仲の良い同僚に個別に買って帰る土産です。どうせ買うならネタになる物がいい。貰っても微妙に困るような・・・けど、渡されて最初に見たら笑ってしまうようなブツ。何か・・・何かないか??探せども探せども何の面白味もないものばかり、、、去年の伊勢土産は「アジの開きストラップ」だった。紐を引っ張ればアジの開きになるよ♪ってのがウリのルアー型ストラップだ。普通に重いんで、まずストラップとして使われることはないだろうという一品である。今回は、ダメか・・・桂浜にある土産屋をほとんど回り切り、諦めかけたその時!視界の端に何かが映った・・・


 カツオのたたきストラップ


 意味わかんねーーーーーっ!!!まさにカツオのたたきである。どっからどう見てもカツオのたたき。皆が想像するカツオのたたきが2切れぶら下がっているストラップ。

 コレだ!!

 即買いである。さらに探すと・・・カツオのたたきキーホルダーも発見!たたきが皿に盛ってありますヨ!あぁ、素敵だ・・・こーいうお馬鹿な商品を待っていたのだ。共に1000円近い値段でやたら高価だが迷わず購入。土佐土産としてこれを超える物はあるまい!と、自信を持って断言できる土産をゲットしてご満悦なのでした。

 桂浜を堪能した我々、次は高知城へと向かいます。天守閣から下界を見下ろして殿様気分を満喫するのです。金毘羅の石段で疲れきった我らにとって、城の石段は嫌がらせとしか言えません。外敵からの防衛のため、城の階段ってのは妙に歩幅に合わない作りになっているもの。ヒィヒィ言いながら天守閣に辿り着いた我々が、そこで目にしたものは・・・


 入場券の購入:~16時30分


 現在時刻・・・16:30。


 糸冬 了

 天守閣ってのは、中から見るんじゃなくて外から見上げるのが通ってもんです。高い入場料払って入る奴らの気が知れねーよ!バーカバーカ!!と泣きながら、本日の宿にチェックイン。川のほとりにあり、対岸に競輪場があって左手に赤い橋の見えるホテルです。素泊まりなので多くは語りません。晩飯のカツオのたたきに向け、部屋で英気を養います。

 そして、適当に(←ココ重要)グルナビで選んだ土佐郷土料理の店へレッツラゴー!!5階建てくらいで、掘りごたつの個室のある店です。寛ぎ空間を演出されつつ、当然最初に頼むのはカツオのたたき!もう、これっきゃない!土佐と言ったらカツオ!カツオと言ったらサザエ。さて、お待ちかねのカツオの味のほどは!!!




 まぁ、普通だね。てか、今は旬じゃないけどね


 職場の近くにあるちゃんこ料理屋で出るカツオのたたきの方が美味かった。他に出てくる料理も小皿にちょこちょこっとお上品に盛ってるだけで、特にこれと言って絶品と言うほどでもなく。小田急とかどっかそこらのデパートの13階とかのレストラン街の、どこにでもあるような日本料理屋とかってこんなだよねぇ。昔バイトしてたからよく分かる。そんな店。が、旅の仲間の1人は

「うぉっ!美味ぇ!!コレ、めっちゃ美味ぇぇぇ!!!!」

 と、物凄く感動しています。日頃あんま美味いもん食ったことないのか?!そーいや、サービスエリアで買ったじゃこ天を美味い美味いって絶賛してたしなぁ・・・食い物に金ケチったりするもんなぁ・・・と、食に対する温度差を激しく感じつつも、まぁ不味くはないので良しとする。だがしかし、何だかここで腹を満腹にするのも癪な気がしたので「この後どっかテキトーな飲み屋でも行って軽く食ってから帰りません?」と提案する。そんな提案するんじゃなかった・・・と、人生において1,2を争うほどに後悔することになろうとは、この時、夢にも思わなかったのである。

 多くは語るまい。

 あれほど最悪な店は、今までの人生において1度たりとて経験したことがないと言って過言のない店だった。脱サラしたサラリーマンがとりあえず飲み屋を開いてみた・・・のだろう、きっと。入り口を開けた瞬間に「ヤバイ!」と思った。その直感に従って、そのまま入らずに扉を閉めるべきだった。たとえ、店の親父と目が合って「いらっしゃい」と言われたとしても。「ごめんなさい。間違えました。」と言う勇気。あの時のボクに足りなかったのは、そんなちょっとした気持ちだった。その夜、あまりに腹が立ってなかなか寝付けなかったのはここだけの話。あえて店名は記さない。このまま記憶から抹消されることを切に願う。・・・切に。あぁ、咳が止まらない。

 2日目の土佐の夜は、涙と共に明けるのであった。
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